バフェットとの昼食会に5億円:「お金と価値」について考える

投資家タケ:自由への第107歩

 

どうもタケです。

今回のテーマは【お金の価値について】考えてみます。

先日、ニュースを読んでいて気になった記事がありました。

株式投資家で有名なアメリカのウォーレン・バフェットと昼食をする権利がオークションに出品されました。

そして落札価格がなんと「5億円」です。

過去には3億以上でも落札されているようです。

そのニュースを観た時に、私は「お金というのは人によって高い安い」というのがあるということです。

つまり、Aさんにとっては高額なものでも、Bさんにとっては安いのです。

今回のバフェットとの昼食会を落札した人物は少なからず「富豪」でしょう。

しかし、世の中にいる富豪の人達が全員バフェットとの昼食会に入札したわけではないはずです。

つまり、富豪にとってもバフェットとの昼食会に「まったく価値」を感じない人もいるのです。

極端な話、無料でも参加しないという富豪もいるかもしれません。

特に「株式投資」や「バフェット」に興味がない富豪にとっては1円も払いたくないかもしれません。

逆に、「株式投資」や「バフェット」に興味がある人にとっては、5億円もの値段が付くのです。

これが「お金」と「価値」は人によって違うということの分かりやすい例です。

 

お金とは価値の対価

そもそもお金とは何でしょうか。

私なりの答えは「価値の尺度」だと思います。

例えば、ジュース1本が100円で売っている場合には、ジュースという飲み物は100円の価値を示しています。

もし同じジュース1本を1万円で売ったらどうでしょう。

誰も買わないですね。

理由はジュース1本の価値は誰もが同じく100円だと思っているからです。

しかし、この同じジュースを「砂漠のど真ん中」で「脱水症状で干乾びそうな人」に売ったらどうでしょう。おそらく、「全財産」を払っても1本のジュースを買うかもしれません。

その人にとってはジュースを飲まないことで、脱水症状により死んでしまうかもしれないからです。

このように、お金とは価値の尺度でありながら、価値はその人の「状況」によっても大きく変化する特徴があります。

 

バフェットとの昼食会に5億円

ではバフェットとの昼食会に5億円払う人の心理を想像してみましょう。

おそらく5億円を投資と考えているかもしれません。

ウォーレン・バフェットは生まれてからの大富豪ではなく、株式投資での実力で世界一の大富豪にまでなった人物です。

彼からアドバイスをもらったり、彼の考えを学ぶことができれば5億円のランチ費用は安い価格ではないでしょうか。

つまり、アドバイスをもらうことで5億円以上を株式投資で回収できる可能性があるからです。

もしかすると、彼の考え方を学ぶことで、彼以上に結果を残す可能性だってあるでしょう。

投資する金額がランチ費用の5億円だったとしても、それ以上のリターンを得れば5億円のランチ費用(投資)は高額とは言えないのです。

 

キャバクラはなぜ高い

上記のバフェットの例と少し変えて、お金と価値の関係を考えてみます。

キャバクラやホストで一晩で1000万円以上使う人がいます。

私はキャバクラには行かないですが、キャバクラで高額なお酒などを注文する人は、お酒を飲みたくて注文しているのではありません。

そこに支払うのは「心地よい空間」や「楽しい時間」に対して「お金」を支払っているのです。

お酒の原価など3万円とか5万円くらいでしょう。

しかし、同じお酒でもお店で飲むことでそれが「10倍」にも値上がりするのです。

私にとってはキャバクラでお酒を飲むことは無いので、キャバクラでの支払い費用は高いと感じます。

しかし、ある人にとってはキャバクラでの「楽しい空間」に対して支払うお金は、納得できる(妥当)と感じる人もいるでしょう。

同じキャバクラであっても、AさんとBさんではキャバクラに対する価値は変わるのです。

 

高級ホテルはなぜ高い

次に考えてみるのは、高級ホテルの宿泊料金です。

例えば有名ホテルで1泊50万円のスイートルームがあるとします。

それに対して、あなたはどのように感じますか?

高いと感じますか?

安いと感じますか?私であれば、どんなにお金があったとしても高いと感じます。

ウォーレン・バフェット級にお金持ちだったとしても高いと感じるでしょう。

理由は、私にとってはホテルの価値は1泊6000円のビジネスホテルで満足するからです。

それに対して、高級な内装、コンシェルジュ付きなどスタッフサービスの充実、室内が広い、お風呂が広いなど付加価値が付いていることは快適ではありますが、私にとっては50万円の価値はないです。

でも、世の中には「お金持ち」、「お金持ちではない」に関係なく、ホテルのスイートに宿泊する人はいるものです。

高級ホテルに宿泊することで「ラグジュアリーな空間」や「快適な空間」を買っているのでしょう。

もしかしたら、「セキュリティーが安全」だからという理由かもしれません。

いずれにせよ、価値とお金は人によって違うのです。

 

高級レストランはなぜ高い

世の中には、高級レストランが存在します。

一人一食10万円などです。

ではなぜそんなに高い値段でも客はお店に足を運ぶのでしょうか。

 

高級レストランは技術料と食材の希少性を売っている

高級レストランにおいては使用している食材が非常に希少性の高いものばかりです。

例えば、生産量が少ない「トリュフ」や松坂牛など「高級ブランド和牛」、天然の「高級マグロ」などです。

これらを使用することで食材の費用が跳ね上がります。

理由は希少性が高いからです。希少性とは世の中に存在する量が少ないために、市場において値上がりするということです。

例えば、「ダイヤモンド」や「金」、「プラチナ」などの貴金属が代表例です

高級レストランにおいては、加えて職人の「技術料」も加算されます。

職人(シェフ)が試行錯誤し、普通の料理人では作れないような技術やアイディアによって「美味しい料理」を作るのです。

そのため、高級レストランほど「美味しい料理」や「珍しい食材の料理」を味わうことができます。

そこに「価値」を感じる人にはレストランで10万円でも平気で払うことができますし、高いとも思わないのです。

逆に、お金持ちでも高級レストランに価値を感じなければ、1万円のコース料理よりも1杯850円のラーメンに価値を感じる人もいるでしょう。

 

高級車はなぜ高い

高級車はなぜ高いのでしょうか。

理由は、「ブランド料」と「乗り心地」だと思います。

例えば、イギリスの車でロールスロイスがあります。

1台5000万円くらいします。

この車は非常に静かで、快適性を求めたら右に出るものは無いでしょう。

対してフェラーリがあります。

スポーツカーなので快適性よりも「加速感」や「直進安定性」などドライビングを楽しくするという要素が強い車です。

両方とも「乗り心地」の性格は真逆ですが、ブランド力は強いです。

ベンツやBMWに関しても「安全性」や「運転性」が良いなどありますが、購入する人にとってブランドという付加価値を買っている人もいるのは確かでしょう。

故障しにくいなど車としての品質だけであれば、海外の高級車よりも日本車の方が上だと思います。

でも、海外の高級車は値段が非常に高いです。

国産車のようにロボットによって作られているのとは逆に、ロールスロイスなどほとんどが職人により手作業で作られている車です。

このような部分に価値を見出す人が5000万円などの高額な車でも価値を感じて購入するのでしょう。

 

価値の基準は人によって違う

上記に挙げた例からも、お金というのは「価値の尺度」です。

そして、価値というのは人によって異なるのです。

Aさんにとっては、100万円の価値があるものでも、Bさんにとっては0円でも欲しくないなど、極端に分かれます。

そのため、バフェットとの昼食会に5億円払うという人に対して、高すぎると思うかもしれませんが、一方では5億円払っても価値があるということなのです。

特に今回のケースはオークション形式でしたので、入札によって徐々に値段が上がりました。

バフェットとの昼食会には過去にも3億円以上で落札されています。

そのため、価値を感じる人に取っては数億円払っても十分お得なのでしょう。

 

高いもの≠良いもの

値段というのは受け取る人が決めるものです。

つまり、高いからと、良いものとは限らないのです。逆に安物でも価値があるということです。

高級車に何千万円を払う人もいれば、一方で中古の200万円の車で満足する人もいる。

またレストランに10万円払う人もいる一方で850円のラーメンで満足する人もいるのです。

そういった世の中のギャップや歪み(ゆがみ)を察知することで実はビジネスにも応用できるのです。

 

まとめ

・お金は価値の尺度を示す。

・尺度とは人によって違うので、値段が高いからと価値があるわけではないし、安いからと価値がないとも限らない。

・同じものでもA氏には100万円の価値でもB氏には0円の価値ということが起こる

・キャバクラが高額なのは、「夢を売っている」「楽しい時間」の値段が高いから

・価値のギャップを理解することでビジネスにも応用できる

 

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